アンサンブル・ルーチェ
アンサンブル・ルーチェは、京都市北部に拠点を置いて活動するアマチュア弦楽合奏団です。
バロックから現代までの弦楽合奏曲を、当時の奏法を研究しつつ演奏することを目指しています。
何よりも生命力が溢れ、躍動感のある音楽を目標にしています。
アンサンブル・ルーチェは、京都市北部に拠点を置いて活動するアマチュア弦楽合奏団です。
バロックから現代までの弦楽合奏曲を、当時の奏法を研究しつつ演奏することを目指しています。
何よりも生命力が溢れ、躍動感のある音楽を目標にしています。
ヴァイオリン若干名とコントラバス、チェンバロ(またはリュート等)奏者を募集中です。(ただし練習に確実に参加できる方)
応募者の方には「一日体験入団」として練習に加わって頂きます。
楽器を持って、気楽に遊びに来てください。
お気軽にお問い合わせください。
ensemble.luce@gmail.com
ルーチェでは、チェロ奏者でありルーチェの創立者のお一人でもある中山由佳理先生がアンサンブルの指導をされるだけでなく、団員の隣で一緒に演奏して下さっています。
隣で弾かせていただくうちに、音楽の多彩な可能性が見えてきたり、まるで自分が上手くなったかのような錯覚にとらわれたり、
知らず知らずの間に本当に豊かな音楽性が身についてきます。「私ってこんなに上手かったっけ?」とついつい良い気持になります。
もちろん家に帰って一人で弾くと「んっ!?」なんてことも・・・
音楽を作る過程では、時代考証(?)を踏まえて、団員が相互に意見を出し合って練習を進めています。
古楽アプローチを進めたい創立者の高邁な想いはどこへやら、「そんなん難しいわ。」「ほんまにそんな弾き方するの?」などなど、ワイワイガヤガヤとやっています。まぁ楽しけりゃ良いのですがね。
シニア団員もいるので、小節の読み飛ばしや小節の数え間違いもしょっちゅう。「あれっ!」、「すみません。もう一度お願いしま~す。」という言葉が飛び交います。
先生までつられて「あれっ?」。
バロックから前古典期(モーツァルト初期まで)の楽曲については、バロック弓を使用し、その後の時代の曲については、
モダン弓を使用して練習しています。
バロック弓(棹が弓のように曲った弓)で弾くと、軽くて動かし易く、自然に中膨らみのメッサ・ディ・ヴォーチェになるので、
バロックの楽曲については、モダン弓よりずっと弾きやすいと思います。
楽器については、モダン楽器(取敢えずA=442、ガット弦に限定せず)を使っています。
本来は楽器も弓も弦もその時代のものを使うべきなのに何と中途半端な! とお叱りを受けそうです。
しかし、さまざまな時代の楽曲を弾くアマチュア奏者が、もう一台バロック楽器を持ち、面倒なガット弦の張替をし、
バロックピッチに(それもその時代や地域によって異なるピッチに)その都度調弦を変える等々は、結構な負担になります。
そんな大げさなことをしなくても、バロック弓に持ち替えるだけでも、そこそこ古楽的な演奏の再現は可能であると考えています。
現在、バロック仕様にチューニングしたモダンチェロを研究のため持ち回りで試奏しておりますが、
夏には新作のバロックヴァイオリンも到着しますので、これも同様に持ち回りで試奏研究しようと考えております。
将来もし「やはり弦だけでも替えなきゃいけないね。」となったときは・・・ まぁその時考えましょう。
ピリオド奏法と聞くだけで、何か面倒そうなことをやっていると思われるかも知れませんが、
団員の多くはとくに古楽の知識をもっている訳ではなく、古楽にさほどの関心がない団員もいます。
何とか古楽らしい奏法が出来ても、次の練習のときには、元の木阿弥のモダン奏法に戻ってしまうこともしばしばです。
でもそれで良いのです。
もし本当に驚くような古楽表現ができたら、誰もそれを忘れないでしょうし、
われわれがまだまだその域に達していないだけなのですから。
われわれは博物館の紙魚になってまで、古楽奏法を極めるつもりはありません。出来るだけ原譜や資料を研究したら、
あとは現代社会を生きる我々の耳に新鮮で強烈な生命力を感じさせる音楽を演奏することを目指します。
ひたすら自分たちの感性を信じて。
ピリオド奏法の波は、今やバロック以前に限らず、古典から後期ロマン派にまで及んでいます。
川上(バロック)から川下(ロマン派)を見ると、楽譜の見方までが変わって来ますし、それも古楽を研究する一つの意義かも知れません。
われわれも、これから手探りで時代を下って行きたいと思っています。きっと今迄と全く違う古典やロマン派の音楽が見えてくることでしょう。
音楽は、本来ずっと自由なものであった筈です。ところが、音楽コンクールとそれを支える音楽教育のために奏法の画一的な完成度が極限まで高まった故でしょうか、
現代の奏法はずいぶん窮屈になり、また世界規模で画一的になっているように思います。
ピリオド奏法がこれだけ広まった背景には、現代の奏法に閉塞感を感じる人が増えており、
一方で新たな表現を模索するピリオド奏法に、自由な表現の可能性を見る人が増えてきたからではないでしょうか。
自由で鮮烈な音楽の復活!
従来の奏法でも満足に弾けないのに、えっ!ピリオド奏法?
うーん。
練習日 | 原則 毎月 第2・第4土曜日
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練習時間 | 13:00~16:00 |
練習会場 |
カトリック高野教会のホール (緑に囲まれたとても快適で開放的な会場です。)
〒606-0866
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お問合せ | お気軽にお問い合わせください。
ensemble.luce@gmail.com |
団費 | 月 3,000円 |
モダン弓使用 | バロック弓使用 |
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検討中 |
W. A. Mozart (Divertiment) KV136, G-dur |
Arcangelo Corelli Concerto grosso Op.6 No.5, B-dur |
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J. S. Bach Brandenburg Concert No.3 G-dur, BWV1048 |
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Antonio Vivaldi Le Quattro Stagioni "La Primavera, L'Estate, L'Autunno, L'Inverno" (四季 - 春、夏、秋、冬) |
カトリック高野教会 ホール北大路通りの南側に教会正門入口があります。 駐車場の利用には、所定の駐車カードが必要です。
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